昨日Boost.勉強会 #8 大阪に参加してきました.
近くで開催されるということと,ゲーム開発会社が協賛ということで,色々と楽しみにしながら参加しました.
Test Driven Development
今回個人的に注目していたのは,テスト駆動開発(Test Driven Development, TDD)を
ゲーム開発で実践している,という話が聞けるということと,そのために使うBoost.Test
についての話が聞けるということでした.
結論から言うと,聞きたかったこととは若干外れていたかな,という感じです.テスト駆動開発については今から始めるということで,色々とライブラリが紹介されたのは良かったのですけど,個々のライブラリの比較はまだ出来てないのかな,と.今後実践していった結果のノウハウが紹介されることに期待です.
Boost.Testについては,ドキュメントの翻訳,という感じでした.ある程度経験を交えてかみ砕いているもののところどころで,よく分からないです,が入るのでいまいちただしいのかどうか分からなかったです.
メモリアロケータ
これも注目していた話の一つです.いくつかのメモリの管理手法が紹介され,その違い,使用されている具体例,実際に計測してみての速度差を見せる,と言った内容が分かりやすく,しかもテンポ良く説明しているので分かりやすかったです.ソースコードも公開されているので,後から勉強もしやすく良かったです.
Vim
今回目立ったのは,発表者の多くがVimを使っていたということでしょうか.
やはりVimは素晴らしいですね.人によってはほとんどの作業がVimの上で完結するという.
皆さんもVimを使いましょうw
その他の発表について
凄いけどついて行けない部分も,というのが正直な感想だったり.
全体的に
全体的に,参加者が固定されてきているのかなぁ,という感じがしました.もう何回も開催されている勉強会なので,顔なじみがいるのは当然のことですが,一番後ろの席に座っていると,前半分と後ろ半分の温度差が激しいなぁ,と感じました.発表者に絡んだネタも前半分だけに受けていたり.
ちょっとグダグダだったりするのも仕方ないと言えば仕方無いのですけれど,当日にも発表資料を作っているというような状況が当たり前のように受け入れられるのは良いのかな,と感じました.
どちらかというと勉強しに行く場,というよりもそういう人たちに会って直接話をして,ネタを集める場なのかなぁ,という感じでした.
とりあえず,Boost.Testについては気になったのでもうちょっと自分でも調べて行こうかなぁ,というつもりです.
まぁ、発表に内輪ネタを入れるのはあんまりよくないとは思います。
返信削除発表資料はできればちゃんと準備してきてほしいですけど、無償の勉強会にそんな強制力をもたせるつもりはとくにないです(敬剛していくのは大事ですが)。
このへんは、理想を言えばそう感じた参加者の一人ひとりが何かしらの働きかけを行なっていただくと、みんなにとってのより良い勉強会になっていくと思います。
いただいた感想は次回勉強会の参考にさせていただきます。
書いてからちょっと辛辣だったかな,という気もしましたが,気になったので書きました.言わなきゃ誰にも伝わらないわけですし.まさか@cpp_akiraさんから反応があるとは思いませんでしたが.
削除自分も無償の勉強会なので資料作り等を強制しろとは言いません.ただ,せっかくディープなネタを持っている人たちが集まっているのに,発表がグダグダでこれだったら来る意味が無いな,と出会いが減ってしまうのはもったいない気がします.
適当な感想ですが,少しでも参考になるのであれば幸いです.