バージョン管理というと,最近の流行りはGitなのですが,まだまだSubversionを使う機会もあります.
Windows環境でSubversionを使う場合,いくつかソフトウェアがありますが,ここではTortoiseSVN(トータスエスブイエヌ)を紹介します.以下の手順は,Windows 10 64bit環境での手順になります.
ダウンロード
まず,TortoiseSVNのウェブサイトにアクセスします.次のような画面が表示されるので,画面上のDownloadタブをクリックし,インストーラーなどをダウンロードします.
ここでは,64bit OSという前提なので,次の図のように右側の64-bit版インストーラをダウンロードします.
合わせて,日本語化のための言語パックをダウンロードしておきます.言語パックは,TortoiseSVNのインストーラより下の方に,国別に用意されています.ここでも,64bit版を選ぶようにします.
適切にダウンロードできていれば,次の図のように2つのファイルがダウンロードされているはずです.
インストール
TortoiseSVNのインストーラを起動すると,次のような画面が表示されます.まずは,Nextを選んで先に進みましょう.
EULA(End User License Agreement),つまりライセンスへの同意が求められるので,問題が無ければNextを押して次へ進みます.
次の図のように,デフォルトではコマンドラインツールをインストールしないようになっています.しかし,コマンドラインツールは有った方が便利なので,×印が付いている部分をクリックし,"Will be installed on local hard drive"を選びましょう.これでコマンドラインツールもインストールされます.
設定ができたら,管理者権限でインストールを開始します.
インストールが終わると,次のような画面が表示されるので,Show Changelog(変更履歴の表示)のチェックを外しておいて,変更履歴が表示されないようにしてから,Finishを選んでインストールを終了します.
言語パックのインストール
このままでも使えなくはないのですが,メニューなどが日本語になっている方が良いでしょう.ダウンロードした言語パックのインストーラを起動します.特に選択肢などは無いので,そのまま「次へ」を選んで,「完了」を選びます.
言語パックをインストールしたら,適当な場所で右クリックをし,TortoiseSVNからSettingsを選びます.
設定画面が開くので,GeneralにあるLanguageを日本語に変更し,適用します.
これで,メニューが日本語化されます.
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