2014年11月25日火曜日

逆行列を求める手順

たまにオレオレ行列ライブラリを作りたくなり,逆行列を求める手順を書くところで公式が長くて忘れていて調べ回る,ということをしているので作り方をメモしておく.

ある行Rとある列Cを取り除いた行列の行列式に(-1)の(R+C)乗を掛けたものを余因子と言う.

ある行またはある列の要素全てについて,余因子を求めて足し合わせると行列式が求まる.よって,これを1次正方行列になるまで繰り返せば,行列式を求める手順が分かる.

行列式が0でない場合,逆行列が作れて,行R列Cの要素は余因子で,最後に全ての要素に行列式の逆数を掛ければ良い.

2014年11月19日水曜日

UE4で作ったものをOculus Rift DK2で見るまで

Oculus Rift DK2が届いたので,さっそくUE4で作ったものを見れるようにしてみよう,と思ったものの,いろいろ引っかかったので手順をまとめておく.


  • OS - Windows 8.1 Pro
  • CPU - Intel Core i7 4710MQ
  • GPU - GeForce GTX 860M version 9.18.13.4475
  • UE4 - UE4.5.1

まず,Oculusの公式サイトの右上のデベロッパから開発者向けサイトに移動する.


Downloadsタブを選び,0.4.2 betaからWindows Runtimeをダウンロードし,インストールする.注意したいのが,2014/11時点で0.4.3のRuntimeをインストールすると,UE4が立ち上がらなくなる場合があるなど問題が起こることがあるので,0.4.2を選ぶこと.


インストールが終わり,接続も済んだら,今度はディスプレイの設定を変更する.コントロールパネルを開き,デスクトップのカスタマイズを選ぶ.


ディスプレイを選ぶ.


左のメニューから,セカンドディスプレイに表示,を選ぶ.


拡張を選ぶ.どうも拡張を選んでおかないと,PCのディスプレイの解像度によっては上手く動かなくなるらしい.


左メニューの解像度の調整を選び,セカンダリディスプレイ(2と表示されている)になっているDK2を選び,向きを横(反対向き)にする.


適当なUE4のプロジェクトを開き,プレイボタンの右側の小さい三角をクリックしてメニューを開き,スタンドアローンゲームを選択する.


起動後,Alt+Enterを押してOculus Riftに表示されれば成功.ただし,時折失敗する場合があり,その場合はShift + Windowsキー + 右でウィンドウをOculus側に移動させ,改めてAlt + Enterを押すと表示される.

終わる場合は,再度Alt + Enterを押して通常画面に戻し,Shift + F1でUE4ゲームのマウス操作モードを抜け,右上の×ボタンを押せば良い.

Shift + Windowsキー + 右でウィンドウを移動させた場合,Shift + Windowsキー + 左でウィンドウを元のディスプレイに戻すなど必要かもしれない.