2016年1月29日金曜日

TortoiseSVNのインストール,およびメニューの日本語化手順

バージョン管理というと,最近の流行りはGitなのですが,まだまだSubversionを使う機会もあります.

Windows環境でSubversionを使う場合,いくつかソフトウェアがありますが,ここではTortoiseSVN(トータスエスブイエヌ)を紹介します.以下の手順は,Windows 10 64bit環境での手順になります.

ダウンロード

まず,TortoiseSVNのウェブサイトにアクセスします.次のような画面が表示されるので,画面上のDownloadタブをクリックし,インストーラーなどをダウンロードします.


ここでは,64bit OSという前提なので,次の図のように右側の64-bit版インストーラをダウンロードします.


合わせて,日本語化のための言語パックをダウンロードしておきます.言語パックは,TortoiseSVNのインストーラより下の方に,国別に用意されています.ここでも,64bit版を選ぶようにします.


適切にダウンロードできていれば,次の図のように2つのファイルがダウンロードされているはずです.


インストール

TortoiseSVNのインストーラを起動すると,次のような画面が表示されます.まずは,Nextを選んで先に進みましょう.


EULA(End User License Agreement),つまりライセンスへの同意が求められるので,問題が無ければNextを押して次へ進みます.


次の図のように,デフォルトではコマンドラインツールをインストールしないようになっています.しかし,コマンドラインツールは有った方が便利なので,×印が付いている部分をクリックし,"Will be installed on local hard drive"を選びましょう.これでコマンドラインツールもインストールされます.


設定ができたら,管理者権限でインストールを開始します.


インストールが終わると,次のような画面が表示されるので,Show Changelog(変更履歴の表示)のチェックを外しておいて,変更履歴が表示されないようにしてから,Finishを選んでインストールを終了します.


言語パックのインストール

このままでも使えなくはないのですが,メニューなどが日本語になっている方が良いでしょう.ダウンロードした言語パックのインストーラを起動します.特に選択肢などは無いので,そのまま「次へ」を選んで,「完了」を選びます.



言語パックをインストールしたら,適当な場所で右クリックをし,TortoiseSVNからSettingsを選びます.

設定画面が開くので,GeneralにあるLanguageを日本語に変更し,適用します.
これで,メニューが日本語化されます.

2016年1月1日金曜日

ChromeでWebGL 2.0を有効にする方法

ChromeでWebGL 2.0を実行できる環境を用意するための手順.
なお,開発版のChromeを利用する必要があるため,以下の手順を試す場合,自己責任でお願いいたします.
また,Windows 10での動作確認のため,その他のOSでの動作確認はしていません.

Chrome Canaryのインストール

公式サイトから,Chromeの開発版であるChrome Canaryをダウンロードし,インストールします.

ショートカットの編集

デスクトップにショートカットができると思うので,右クリックをして,プロパティを表示させます.このリンク先の部分の最後に,"--enable-unsafe-es3-apis"を追加します.


このショートカットからChrome Canaryを起動すれば,WebGL 2.0が利用できるようになっています.

var c = document.getElementById('canvas-id');
var gl = c.getContext('webgl2');

このように,canvas要素のgetContextメソッドに'webgl2'を渡せば,WebGL 2.0のレンダリングコンテキストが取得できます.