2016年9月1日木曜日

Windows 10で起動したApache HTTPdサーバとPHPを連携させる

PHPのダウンロード


PHPのサイトからPHPをダウンロードします.トップのDownloadをクリックします.



Windows downloadsをクリックします.



Apache HTTPdサーバが32bit版ならx86を,64bit版ならx64のスレッドセーフまたは非スレッドセーフなものを選び,Zipをダウンロードします.ここでは,PHP 7.0.10のx64スレッドセーフ版をダウンロードしています.



ダウンロードしたZipの中身は,環境変数USERPROFILEで取得できるフォルダにphpという名前で解凍したものとします.

php.iniの用意

解凍したphpフォルダに,php.ini-developmentというファイルがあるので,php.iniにファイル名を変更しておきます.

Apache HTTPdの設定ファイル編集


Apache HTTPdとPHPを連携させるために,httpd/conf/httpd.confを編集します.

まず,次のようにPHPを読み込むようにLoadModuleを追加します.
LoadModule php7_module "${USERPROFILE}/php/php7apache2_4.dll"

次に,PHPファイルがphpとして処理されるように設定します.
<IfModule php7_module>
PHPIniDir "${USERPROFILE}/php"
<FilesMatch "\.php">
SetHandler application/x-httpd-php
</FilesMatch>
</IfModule>

最後に,URLとしてフォルダが指定された場合に表示するファイルとして,phpのファイルも使えるようにします.
DirectoryIndex index.html index.php

動作確認


httpd/htdocsフォルダにあるindex.htmlを消して,次の内容のindex.phpを用意します.

<?php phpinfo();?>

これで,localhostにアクセスした際に,PHPの設定が確認できれば成功です.
上手くいかない場合,F5を押すなどして再読込をしてみると,キャッシュが消えて上手くいく場合があります.